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ササ原無惨―三嶺山系でのシカ食害

sikasannrei.jpg
この写真は、2010年2月に宮本明弘さんが撮ったもの。高知県と徳島県の県境の山、三嶺の頂上に近い南面のシカの写真である。この冬は残されているササ原に群れるシカを目撃したという情報が多数寄せられた。シカの冬の食料といえば、ササか樹の皮である。シカにとってもエサのない最も厳しい季節。冬でも緑の葉を保つササ原はシカにとって貴重な食料庫。剣山から白髪山、三嶺に連なる馬の背状の稜線部「緑の回廊」はササ原が多く、シカにとって魅力の地。多くのシカが集まり、群れて食べるため、2~3年で枯れる。既に7割のササ原は枯れてしまい、高山の一部と白髪山南面を残す程度にまで減ってしまった。三嶺と剣山山頂はまだ緑に覆われているが、すでにシカ道が形成されており、このままだとササ原消失も時間の問題となった。

続きに「白髪山」のササ原の危機
siraga098.jpg
2009年8月の奥物部・白髪山のササ原。
下の写真は2010年5月の白髪山、ササ原は本来冬でも緑を保つが、茶色の世界に変貌した。

siraga10.jpg

原因は、数十頭のシカが、冬の間に食べ尽くしたこと。下の写真はかじられたササの葉。

sasasyoku.jpg

sasanisi1.jpg
白髪山中央の大岩から西側は完全にササは枯れきっている。シカ道も多く残されている。

下の写真は大岩の右(東)側。縦横にシカ道が残されている。とくに傾斜が急なところはシカが縦に動いた形跡がたくさん残されている。ただし、大岩から東側は上の葉が食べられたものの根と茎が生きているので、新芽が出ており、これが食べられなかったら、まだ緑は再生する。なお、この日、私は白髪山稜線部から大岩の下を通ってササ原を横断したが、この間6頭のシカに遭遇した。逃げ足が速く、撮影できなかったのは残念。

sasakahigasi.jpg
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鹿対策に狼の導入 参照 http://japan-wolf.org/content/faq/
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