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アユ 熱中症

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史上最高の猛暑。熱中症に倒れる人間。実は、アユも高温にはとても弱い川魚。水温が28℃を超え、29°、30℃になると、アユたちは食欲不振に陥り、体力が著しく弱る。雑菌にエラが冒され病死したり、高温だけでも死ぬものも出てくる。
写真の左の端のアユはエラが赤くなって雑菌に冒されている。他のアユも含め体色が黒ボケしてやせ気味で元気がない。
 30年あまりの年月にわたり物部川を見てきたが、このような事態に至ったのは、ごく近年のこと。この写真は2008年の9月初旬。平松にて。

続きに、対処するアユ、死ぬアユ、トビにアユを掲載。
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湧き水に集まるアユ。湧き水周辺の水温は、2、3度下がるのでアユたちのクーラー。猛暑をしのぐには、こうした場所や淵底の涼しいところへ避難する。

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比較的元気なアユはこうして石のコケを食べる。食欲がおちると、アユは弱っていく。


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弱ったアユたちは川の中層に漂う。本来は川底の石について「縄張りアユ」、「群れアユ」の形でコケを絶えず食べ続けているのが普通。

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力つきて、熱中症(高温障害)で死ぬアユたち。2008年の物部川では推定1万匹前後のアユが死んだ。
この年は、大雨が少なく、8月は渇水。農業用水に毎秒15トン取水され、本流は1トンの水しか流れないため、直射日光+灼熱の河原、によって高温化するためだ。アユが死んだ9月上旬、本流は29°~30℃、一方農業用水は27℃であった。15トンのうち、2トン程度の農業用水を本流に回してもらえば、大量死は回避出来たのだが・・・・。

死にかけか、死んで、川面に浮かぶアユはトビがいただき。この年の戸板島周辺では、30羽前後のトビが上空を舞った。後は、人びとが拾ったり、川底のアユはエビ・カニ、ナマズなどのごちそう。でも食べきれない数。
tobia.jpg
うまく、アユをキャッチしたトビ。
 なお、今年は7月、8月上旬にまとまった雨があったため、水量が多かったこともあっていまのところ発生していない。ただ、8月下旬からは渇水状況が続いており、なお、猛暑が続くようだと、中旬頃にはアユ熱中症が発生するかもしれない。

9月8日 昨日の日本海側を通過した台風に伴う雨で、水源地帯に120ミリの雨。水量も増え、今年はアユの熱中症は避けられた。
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