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勇敢なオスに感動―モズの悲劇

猫を威嚇するオス
3月9日 今日もモズの夫婦は、時々鳴き交わしながら姿を見せる。でも産卵したかどうかはわからない。 
 去年の悲劇の話に戻ろう。3月4日夕刻、いつもにもまして激しいオスのけたたましい「テケテケテケ・・・・・」という威嚇音が聞こえてきた。窓からそっと覗くと、オスが木の枝に止まり、激しくしっぽを動かし、下を覗きこむ。そればかりか、「ヒュー、ヒュー」いや、「ホィ、ホィ」かな、ともかくそんな声を出しながら「俺を襲ってみろ」といわんばかりに、ネコの鼻先1mの距離にまで急接近する。するとネコが飛びかかろうと身構え、ネコパンチも浴びせる。 モズの接近は計算しつくされた上でのこと。決して捕まることはない。そんな攻防が日暮れまで実に2時間近く続いたのである。なぜ、こんなことが長時間続いたのか。それは、オスがメスと我が子を守ろうとする必死のたたかいであった。 (この続きは「続きを読む」をあけてください)
ネコ
 ネコがモズの巣があることに気がついたのは、オスが威嚇する1時間ほど前だろうか。最初、巣のあるキンモクセイからは5mくらい離れたモッコクの木にネコが登って、辺りを見回しきょろきょろしている。何しているのかな、と思っていると、ゆっくり降りて、隣のヒイラギの木にも登って、また同じような動作を繰り返す。ネコはヒナの鳴き声で気がついたのか、エサを与えるために頻繁に出入りする親鳥を見て気がついたのかは分からないが、ともかくどこかに巣があることを確信している。
 だんだんと、キンモクセイに近づく。やがて、オスも一大事と観念したのか、威嚇と接近の行動をとる。ネコがキンモクセイの隣の木を越えて近づいた時、オスは「自分を襲え、自分を襲え」と言わんばかりに、ネコに急接近する。ネコも気持ちが傾き、飛びかかるのだが、オスの身をひるがえすスピードにはついて行けない。そんなやりとりを繰り返すこと30分。気がつけば、ネコはヒイラギの木の下にまで誘導されているのである。
 ここでネコもハタと気がついたのだろうか、写真のようにブロック塀に座り込んで持久戦となった。モズも接近を試みても、ネコは知らんぷりをする。「自分は何やってんだろう、そうだ、ごちそうはヒナだったのだ」。
 この勝負は日没で引き分けかと思われたが、ネコは夜行性。私は心配でしんぱいで、朝一番に巣をのぞき込んだ。思った通り無残にも巣は壊され、ヒナの姿はそこにはもう亡かった。
 残念な結果に終わったが、オスの身を挺しての献身的な行動は実に感動的だった。
このモズの夫婦の物語りはこれで終わりではない。「3月上旬に巣立つヒナ」これは記録的なことではないかと思って写真を撮っていたが、しばらく中断の後、思いがけない第二幕が待っていた。 後日、紹介したい。
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テーマ : 野鳥の写真
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