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物部川源流白髪山にて

furagi.jpg
昨日(7月9日)、梅雨開け宣言もあり、物部川源流の白髪山を訪ねた。霧の中を登山し、山頂の岩場展望所でしばらく滞在。
写真は、途中の木に咲く美しい純白の花。樹海の中にもところどころに、白い花が見られる。
山頂の岩場では、四国山地の山容の美しい景観に見ほれる。が、緑の樹海やササ原のあちこちに、あるいは樹木に痛ましい傷跡が刻まれている。

続きに、コメツツジやアザミなどの花、そしてシカによる食害(傷跡)の状況を掲載。
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標高1760mの山頂岩場に咲くコメツツジ。マルハナバチだろうか。わずかな花の蜜を求めてやってくる。
この岩場は、シカが近寄れないので、コメツツジも助かっているのだ。
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林床のほとんどの草花はシカに食べられ、消失しているが、登山道に咲くアザミはとげがあるためか、花を咲かすことができる。このわずかな花の蜜を求めてチョウなどの昆虫がきている。しかし、過去に比べると、草花を失なったことにより、昆虫類は大きく減少しているという。

11siraga1.jpg
上下2枚の写真は、シカの食害によって、樹木が枯れている様子(葉が茶色や灰色になっているものは既に枯死)。この他、樹皮を食べられて、これから枯れる樹木も少なくない。上の写真のササも衰退している。
11siraga2.jpg

下の写真は、ウラジロモミの木が樹皮を食べられ、枯れる寸前の状態。この他、リョウブ、ナナカマド、ダケカンバ、コハウチワカエデなどの貴重な樹木が多数、シカの食害にあっている。
urajiro2.jpg

下の写真は、以前、この白髪山登山道を一人で下山している時であったテン(夏毛)だ。私が、3mの距離にまで近づいても逃げず、ゆっくり写真を撮らしてくれた。多様性豊かな奥物部の自然だが、シカの食害で消失した草花、棲めなくなった昆虫、そして食物連鎖の中で、いろんな影響が出ている。「住みにくい世の中になった。じいさんなんとかしてくれよ」とテンは言っていた。
tenn.jpg
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