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田起こし水田はレストラン

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田植えに備えて、田を耕す時期。耕運機で耕すと、土の中に眠っていたカエルや昆虫、幼虫などが放り出される。
狙うのはサギたち、コサギ、チュウサギ、アオサギたちだ。 手前にいるのはドバト、ヒコバエの米や草の実を漁る。
野鳥たちにとって、素敵なレストランだ。

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コサギ2羽がゲットしたのはカエル。冬眠中を放り出されたものを、サギたちが競って食べる。エサの少ないこの時期のご馳走だ。
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下の写真は、既に耕うんが終わって、水を張った水田。そこに、1羽のツクシガモ。高知にとっては珍しいカモで、物部川周辺には3年連続で見ることができた。
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タニシなどのエサを探しているところに、「珍しい鳥がいる」とハクセキレイも見物にやってきた。
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ミサゴのアユ漁 物部川の産卵場にて

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物部川では12月中下旬までアユの産卵が行われる。たくさんの野鳥(サギ類、トビ、ウ、カイツブリ、オオバン、ミサゴ等)がごちそうに与かる。その中で、ミサゴは魚専門のタカの仲間、上空から獲物を狙い豪快な狩りをする野鳥。足が丸い輪っか状で、鋭いかぎ爪になっており、いったん魚を掴むと逃がすことはない。

下の写真はホバリング(上空で羽ばたきながら静止)して、獲物に狙いをつけているところだ。
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狙いを定めている時に深さも計って、しっかり獲物を掴めるように豪快に飛び込む。
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水中から飛び上がった時には、見事に3匹のアユをゲットしていた。
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黒っぽいアユは、婚姻色をまとったオスアユたち。メス1匹にオスが20~30匹群れて産卵しているので、ミサゴが捕るのはほとんどがオスアユだ。
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捕まえたアユは、河原に運んで、ゆっくり食べる。簡単に捕れるこの時期ならではのご馳走だ。

物部川のオオバン

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物部川下流のアユ産卵場には、たくさんの野鳥たち(サギ、トビ、ミサゴ等)がアユを狙って集まっている。
意外なのはオオバン。これまで、撮影したオオバンが採っていたエサは水草。物部川には水草がないのに何故?
調べてみると雑食性。落ちアユを狙っていたのだ。ただし、元気なアユを捕る能力はなく、もっぱら産卵が終わって死んだアユを捕っている。 上の写真は、川底からヒレを咥えて上がってきたところだ。

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水草を咥えてきたとき、ドロなどの汚れを落とすため振りまわしていたが、その癖かアユでも同じ事をしていた。

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捕る能力は低いこともあって、誰かが咥えてくると、奪い合いが行われる。

しばらく、振りくったり、柔らかいところをくちばしでつついて食べるが、苦労しながらもなんとか飲み込でいた。
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オオバンは、冬を暖かいところで過ごす渡り鳥。産卵場では8羽のオオバンが行動を共にして自然の恵みを享受している。
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モズとジョウビタキ

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秋はモズとジョウビタキの季節。モズは9月早々に表れ、家の前の電線にとまって高鳴き。ティキティキティキ・・・、キーキーキー、ルルルルー、縄張り宣言だ。そして、他の鳥の鳴きまね、きれいな声のさえずりも聞こえてくる。 上の写真は、のどをふくらませてさえずりの最中。
縄張り内を飛び回って、侵入者を威嚇して、追い払う。
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一方、ジョウビタキは10月20日頃に家の周囲にやってきた。大陸からの渡り鳥、冬を過ごすために渡来。 
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早速、縄張りを主張。尻尾を振りながら、フィーフィー・トントン・・・・・。他のジョウビタキの気配がすると、緊張して、声高に鳴く。
上はメス。

下は、ジョウビタキのオス。冬の食糧を確保するための縄張りの確保であるため、オス、メス関係なく、主張をしあう。

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下はメスのアップ写真。上のオスと比べると色・模様の違いが明らか。
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下の写真は、上がモズ、下がジョウビタキ。意識はするものの、種が異なるため、同じ縄張りにいても争うことはない。
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最近、モズの姿が見えない、鳴き声も聞こえない。 家の北側のそのまた北側の畑(エサ場)が宅地開発が始まったせいかもしれない。この3,4年前に比べて畑・樹木は半減したため、エサ場としての魅力が薄れたのであろう。 来春、我が家の庭で営巣が見られるか???となってきた。

二期作水田にて

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物部川河口近くで8月下旬に2度目の田植えを行った水田が2枚。
水生昆虫などがわいたと見えて、サギやシギなどがエサをあさり、トンボの産卵も見られた。
湿地がほとんどない高知にとって、田圃の生き物の多様性に気付く。
上の写真は、首を長~く伸ばして、獲物を狙うチュウサギだ。

下の写真はコサギ。何かわからないが、獲物をゲットしている。
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渡り鳥のシギも2種類みられた。獲物を探しているのはイソシギ。
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トンボも、ギンヤンマ(写真)やシオカラトンボの産卵が見られ、水田の上を赤トンボが舞い、羽化するユスリカを狙う。
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二期作水田の生き物の多様性を支える役割を見直した光景であった。
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